【中京新馬戦】フラガラッハ半弟・フェルメッツァ　切れ味Ａ評価

　土曜中京は中京記念を連覇したフラガラッハの異父弟フェルメッツァがＡ評価。直線では内にモタれる面を見せ、走りに幼さを見せたが、武豊のムチが飛ぶと、一気に加速。切れ味鋭く抜け出し、最後は流す余裕を見せた。松永幹師は「レースでカッとなる面がある。これから落ち着きが出てくれば、もっと伸びる」と期待を寄せた。

　Ｂ評価は３頭。土曜函館サトノフェラーリは番手から折り合い、父譲りの瞬発力を披露。藤沢和師が「センスある走り」と称えたように弾むようなフットワークは圧巻だった。

　日曜中京オトコギマサムネは直線の脚に見どころ。スタートはひと息だったものの、二の脚が速い。直線でフラつく面は見せたが、立て直してからの反応は抜群。上がり最速、３Ｆ３４秒２の末脚は際立っていた。