【函館新馬戦】馬体が目を引くコディーノ全弟・トレクァルティスタ

[ 2013年7月17日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・函館=16日】ロングラン開催も後半。デビューを見据えた2歳の良血馬が続々と入厩している。この日は、小田が先週見なかった“新顔”が。今春のクラシックに駒を進めたコディーノの全弟トレクァルティスタ(牡=藤沢和、父キングカメハメハ)だ。13日に函館入りしたばかり。490キロ台の黒光りした馬体が目を引く。津曲助手は「来たばかりなので元気いっぱい。兄より数字的に大きく、より力強くした体形。順調なら函館デビューになると思う」と目を細めた。

 同じく藤沢和厩舎ではサトノフェラーリ(牡)が、土曜5R新馬戦(芝1800メートル)でデビュー予定。ディープインパクト産駒らしいバネの持ち主だ。「450キロ台だが、小ささを補って余りある動きの良さがある」と同助手。来春のG1候補が目の前にいるのかもしれない。ノートにメモする小田の指先に力がこもった。

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2013年7月17日のニュース