【中京新馬戦】カナロア半弟破ったハープスターの末脚

[ 2013年7月16日 06:00 ]

 中京日曜の芝1400メートルを勝ち上がったハープスターが唯一のA評価。直線は他馬を気にして内にヨレながらも体勢を立て直すと鋭く突き抜けた。松田博師は「走りが幼い。まだ素質だけで競馬をしている」と完成途上ながらも評判だったロードカナロアの半弟・ロードストームを破った末脚を称えた。

 B評価は3頭。中京土曜の芝1200メートルはラブリープラネットが差し切り。直線で外に持ち出すとセンス良く鮮やかに抜け出し最後は流す余裕も見せた。福永は「短距離馬の走りでスピードがある」と期待を寄せていた。近年、アパパネ、マイネルホウオウなどG1馬を輩出し“出世レース”と言われる福島日曜の芝1800メートルはマイネグレヴィルが番手から軽く押し切った。発馬センスが良く、追われてからの鋭さは抜群で2着に5馬身差をつけた。非凡な素質で偉大な先輩に続くことができるか。

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2013年7月16日のニュース