女子初デビュー戦V!春菜45メートルちぎった

[ 2013年7月6日 06:00 ]

デビュー戦勝利に笑顔でVサインをする益

 第32期生の益春菜(ます・はるな=26)が5日、川口4Rで単騎ゼロハンから逃げ切り、女子オートレーサーとして史上初めてデビュー戦Vを飾った。スタートから独走態勢を築くと、後続の40~70メートルのハンデ差を縮められることなく、2着に45メートル差をつけて圧勝。「みんなをガッカリさせたくなかった」とVサインをつくった。

 小雨の走路。試走タイムは“師匠”の石井も首をひねるワースト2位の3秒80。それでも勝った。試走で滑った分を修正して「3周目にモニターで(後続との)差を確認して大丈夫と思った。あとはセーフティーに走った」と冷静に対応。全日本モトクロス選手権レディースクラスを4年連続で制した“肝っ玉”を証明してみせた。

 益の快挙に“オート界の先輩”佐藤摩弥(21)は「落ち着いたレース運びで感心させられました」とコメント。自身は12R選抜予選に出走したが、気合が入りすぎたのか?スタートでミス。挽回しようと急激に切れ込み後続の進路を妨害し、反則妨害になってしまった。

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2013年7月6日のニュース