開業3年目 大和田師、躍進の源は機動力と逆算する力

[ 2013年7月5日 06:00 ]

大和田師と今週新馬デビューするメスイドール

 開業3年目の大和田成師(37)。先週までに、昨年の6勝を上回る10勝を挙げている。「力を入れている」の言葉通り、特に2歳戦での成績は目を引く。今年は延べ6頭を出走させ、【2103】。今週は日曜福島新馬にメスイドール(牝、父メイショウボーラー)を送り込み3勝目を狙う。

 父は大和田稔元調教師。自然と競馬界を目指すようになった。少年時代は漫画には興味を示さず、競馬雑誌ばかり読んでいた。シンボリルドルフが好きで、“特権”を使って野平厩舎に見に行ったことも。「ピカピカしていて、かっこよかった」と振り返る。騎手志望だったが、体が大きく調教師にチェンジ。馬術部がある高校、大学を選び、アルバイトは競馬場の誘導馬の世話係。すべては調教師になるため。逆算して人生の選択をしてきた。

 「若さの強みは機動力」と話す通り、いいと思うことは積極的に取り入れている。その一つが水素水。馬の尿の出が良くなり、疲労回復を促進させる。スタッフとの飲み会でも、水素水で水割りを作り「悪酔いしませんよ」と身をもって効果を実感している。

 「3年以内にダービーか有馬記念か海外レースに出走させる」。次なる目標を叶えるため、再び“逆算力”を発揮する。

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