【江戸川大賞】記者投票満票の智也が主役候補

[ 2013年7月4日 06:00 ]

前検日にリラックスした表情の山崎

 ボートレース江戸川のG1「開設58周年記念・江戸川大賞」は、4日に開幕する。今節は初日12R「ドリームレーサー賞」と2日目12R「ゴールデンレーサー賞」のダブルドリーム制を採用。記者投票で満票となった山崎智也が初日12R1号艇で登場する。昨年のMVPで、1月に当地で行われたG1関東地区選の覇者。今回も文句なしの優勝候補筆頭だ。なお、3日の前検は強いホーム追い風の影響により、スタート練習は中止となった。

 強風高波浪のため、前検はスタート練習が中止。短時間の試運転とタイム測定のみが行われた。ほとんどの選手が「足は分からない」とコメントしたが、初日12R1号艇の山崎も例外ではない。エンジンやプロペラの感触をつかみ切れないままレース場を後にした。

 ただ、近況や水面実績から注目を集めるのは間違いない。今年に入ってからG1で5優出1V。SGでも総理杯で優出を果たし、直前のグラチャンでも準優まで駒を進めた。そして、このG1優勝は1月に当地で開催された関東地区選で飾ったもの。「なぜか成績がいい」と、江戸川には不思議な相性の良さを感じている。最近の勢いと水が合うレース場。この二つを武器に、今大会も優勝戦線に名乗りを上げるだろう。

 なお、江戸川の現行エンジンは6月から使われ始めたばかり。まだ機力相場は固まっていない。前節のオール女子戦では65号や67号が抜群の気配を披露していたが、記念クラスの手にかかることで動きが一変する可能性は十分。いつも以上に展示気配や直前情報に注意を払うべきだ。

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2013年7月4日のニュース