【中京新馬戦】2歳戦に強い“夏男”坂口師は歩くまた歩く!

[ 2013年7月4日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=3日】坂口師が調教スタンドから厩舎まで歩いているのを見て、坂田が追いかけ今週の新馬を取材。お目当ては中京芝1400メートルのエイシンヤノゴトク(牡、父キングヘイロー)。坂路で4F52秒6~13秒3の最終追いについて尋ねると「“矢のごとく”やな」と馬名そのまま引き合いに出して速さをアピールした。同厩舎の2歳馬はすでにエイシンオルドスが勝ち上がり、先週デビューしたジョーヌダンブル(2着)も白星目前。2歳戦に強い厩舎の面目躍如だ。

 取材が終わった後、トレーナーが携帯電話を取り出して、万歩計機能の「5939」という数字を坂田に見せた。朝6時30分にして、5000歩以上も歩いているのだから「きょうは1万以上いくだろうね」と目を細めた。そして「週末は中京。駅から競馬場までかなり歩くからね。先週末は2万歩ぐらい歩いたよ」とニヤリ。汗ダラダラで夏バテ気味の記者とは違う。坂口厩舎は今年もこの時季に勢いを増してくる。

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2013年7月4日のニュース