【函館新馬戦】搭載エンジンの違い見せつけたクリスマス

[ 2013年7月2日 06:00 ]

 中京では芝1400メートルでエルノルテが大物感ある勝ちっぷり。昨年にデビュー2連勝したアドマイヤオウジャの全妹で、非凡な瞬発力を受け継いでいる。折り合い面もスムーズで、この内容ならば距離が延びても対応可能。芝1600メートルではマイネルメリエンダが先行押し切り。馬体を併せてリラヴァティを抜かせなかったように、勝負根性を高く評価していい。

 函館芝1200メートルで強烈なインパクトをもたらしたのがクリスマス。1分9秒3の2歳レコードVをマークして搭載エンジンの違いを見せつけた。2F目から11秒台のラップを刻みながら、直線でもスピードは全く衰えない。函館2歳Sの主役を張る器だろう。

 福島では芝1800メートルでパシフィックギャルが好位抜け出しでV。直線入り口で後続に並びかけられても追い出しを待つ余裕があった。そこから馬がやる気になったように、まだまだ能力を秘めている。今後が楽しみな素材だ。

続きを表示

2013年7月2日のニュース