【ラジオNIKKEI賞】ガイヤース斎藤師「競馬の上手な馬」

[ 2013年6月28日 06:00 ]

自信の斎藤師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ラジオNIKKEI賞(30日、福島)にガイヤースヴェルトで挑む斎藤師を直撃した。

 ――ガイヤースヴェルトのこの中間は?

 斎藤師 ノーザンファーム天栄へ放牧に出しました。6日には帰厩し、ここまでは予定通りに仕上げられています。

 ――最終追い切りは内田騎手を乗せてウッドで併せ馬。

 準オープンの馬(フラアンジェリコ)を追いかけて最後は併入。思い通りの調教ができました。

 ――動き自体はどう見えましたか?

 良かったですよ。もともと調教はやれば動く馬。最終追い切りはセーブ気味で良いと思ったけど、それなりに時計も出て、良かったと思います。

 ――前走(NHKマイルC5着)は490キロ。デビュー以来体重が減り続けています。

 もともと体に余裕を持って使っていました。やっと絞れてきた感じですが、今回は成長分もあってまた少し増えているかもしれません。

 ――前半5F57秒台のハイペースを楽々と先行。

 東京のマイルのG1なので速い流れになることは分かっていました。そういう意味では正直、もう何番手か後ろでもよいかな……と思ってみていました。

 ――結果5着も早め先頭から一度は抜け出すか?という強い競馬。

 そうですね。負けはしたけど強い内容だったと思います。

 ――前々走(毎日杯2着)も同様に早め先頭から負けて強しの競馬。

 初めての芝で、勝った相手は後のダービー馬ですからね。内容的には悲観する競馬ではなかったと思います。

 ――小回りの福島で開幕週なら同じ競馬でも粘り込める可能性大。

 その通りだと思います。競馬の上手な馬なのでどんな形でも走れるけど、今回はここ2走と同じ形で良いと思っています。

 ――ハンデ(56キロ)もこの馬自身は問題ない。

 今回は他の軽い馬との差がどうかだけど、この馬自身は斤量泣きしません。

 ――鞍上は内田騎手。

 先週はG1宝塚記念を勝っているし、その勢いで今週もよい騎乗をしてくれることを信じています。

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2013年6月28日のニュース