【宝塚記念】ゴールドシップ文句なし 須貝師「内田君に任せる」

[ 2013年6月23日 06:00 ]

巻き返しを狙うゴールドシップ

 昨年の有馬記念に続く秋春グランプリを狙うゴールドシップはいつも通りの最終調整。坂路の角馬場でじっくり体をほぐして厩舎に引き揚げた。その様子を見届けた須貝師は「仕上がりに関しては言うことなし。追い切ってからもカイバをペロッと食べているよ」と、普段と変わらぬ様子に満足げ。そして続けた。

 「気合は乗っているが、その中にも落ち着きがある。雰囲気がいい。この馬自身、レースが近づいていることが分かっている」

 先週火曜から内田が栗東に駆けつけ、競馬開催日以外は稽古の手綱を取った。内田は「普段から乗るのと追い切りだけ乗るのとでは違う。厩舎の皆さんともいろいろ話ができたし、馬もいい雰囲気で来ている」と手応えを口にしている。鞍上の心意気は陣営にも伝わった。須貝師は「あとは内田君に任せるだけ」とパートナーに全てを託した。

続きを表示

2013年6月23日のニュース