尾形和幸調教師 馬への愛情と東北魂が力の源

[ 2013年6月21日 06:00 ]

尾形和幸師

 トレードマークは楽天イーグルスの野球帽。今年3月に開業した尾形和幸師(37)は宮城県出身だ。

 「この野球帽?震災もあり、少しでも力になれたらと思って」。中1で馬術を始め、仙台育英高、中央大と馬術ひと筋。必然的に競馬ファンになった。テレビにかじりついた89年天皇賞・秋は忘れられない。「あれだけ人気があったオグリキャップを、武豊さんの騎乗技術でスーパークリークが負かしてしまった。子供ながらに凄いと感動しました」

 10年近く在籍した久保田貴士厩舎を経て、調教師試験3度目の挑戦で見事合格。「馬主さん、諸先輩、多くの方がサポートしてくださる。馬は愛情を注げば注ぐほど、答えを出してくれる。素晴らしい仕事です」。目下、初白星へまい進の日々。今週は東京2頭、函館2頭の計4頭。特に土曜東京7R・サクセスセレーネへの期待は熱い。「降級戦。久々でもきっちり仕上がっている」。

 そんな尾形和師が心待ちにしているのが、来週開幕の福島。既に春の福島には管理馬を出しているが、ファンの熱気が凄い夏開催は特別。「福島は駅に降りた瞬間から雰囲気が違う。力がみなぎる。全力を注ぎますよ!!」。初白星奪取で、故郷の東北開催に弾みをつけられれば最高だ。

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