【宝塚記念】フェノー・蛯名「昨秋と比べ、課題をクリアしている」

[ 2013年6月20日 06:00 ]

蛯名は愛馬のG1連覇に期待を懸ける

【蛯名と一問一答】

 ――天皇賞同様、1週前追いに騎乗した。感触は?

 「何としてもG1を勝ちたいという思いで、前走は1週前追いをびっしり。今回は使ってきた分、先週は八分。状態は申し分ない」

 ――古馬になって、どんな変化が?

 「オンとオフの切り替えができるようになった。力の入れどころが分かってきた感じ。体も古馬らしくなってきた。着実に進歩している」

 ――今回は1000メートル短縮。季節柄、道悪もありそう。

 「順応性があるから、距離はOK。道悪については、適性がある馬と戦ってみないと分からないが、この馬自体はパワーがあるので心配していない」

 ――3強対決と言われる。

 「ジャパンCではジェンティルドンナに0秒8差つけられた。なにしろG1・4勝馬。ゴールドシップにも天皇賞で勝ったとはいえ、向こうはG1・3勝馬。あくまで胸を借りるつもり。ジャパンCの時は馬もピリピリしていて、道中でつまずき、前に入られる不利があったことも事実だ」

 ――G1連覇への意気込みを。

 「昨秋と比べ、馬は落ち着いている。あれからいろいろな経験を積んで、課題もクリアしている。ジャパンCの差をどこまで詰められるか。逆転までいくのか。楽しみはある」

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2013年6月20日のニュース