【東京新馬戦】2歳もディープ!世代初出走のリターンラルク快勝

[ 2013年6月17日 06:00 ]

東京新馬戦はリターンラルク(手前)が差し切る

 今年もディープインパクト産駒だ。東京5Rの新馬戦(芝1600メートル)は現2歳のディープインパクト産駒初出走となったリターンラルク(牡=大竹)が鮮やかな直線一気を決めた。「まだ若いところがあってゲートで興奮してボコッと出た」(戸崎)と出遅れて後方から。それでも直線で外に持ち出すと桁違いの伸び。先に抜けたウインフェニックスをゴール手前できっちりとらえた。

 戸崎は「スタート後のリズムは良かった。追い出しを我慢してゆったり追ったが、どんどんフットワークが良くなっていった。能力がある」と抜群の加速力に目を細めた。随所に若さをのぞかせながらの勝利に大竹師は「課題がいろいろ見えた」と話したが、その分潜在能力はかなりのもの。ディープインパクト産駒は今年のクラシックでキズナ(ダービー)、アユサン(桜花賞)が勝利。次走は未定だが、今後も注目の1頭だ。

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2013年6月17日のニュース