【安田記念】燃えよブラックヒル!復活へ秋山「もう少し気合を」

[ 2013年5月31日 06:00 ]

東京マイルで2つ目のG1を目指すカレンブラックヒル

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、安田記念でカレンブラックヒルに騎乗する秋山真一郎騎手を直撃した。

 ――カレンブラックヒルの最終追い切りは坂路で4F53秒4。

 秋山 調教で動くタイプ。いつもと比べ、極端に良かったというわけではない。いつも通りに良かったという感じ。

 ――前走(マイラーズC4着)は多少間隔が空いて8キロ増の474キロ。少し重かった?

 絶好調時と比べると多少物足りない感じはあった。ただ、太い感じはしなかった。

 ――直線、一度は抜け出すシーン。

 あのまま粘り込めると思っただけに、最後に伸びを欠いたのは残念。というか、意外だった。

 ――ただ、前半5F通過が57秒3のハイペース。早め先頭で止まってしまうのも仕方ないのでは?

 うーん、どうかな。ポテンシャルの高さを知っている身としては、あれでも残ってくれると思っていた。

 ――速い流れに巻き込まれた以外にも思い当たる敗因がある?

 今年に入ってから、妙におとなしくなっている。落ち着いているのならいいのだが、結果が出ていないだけに、元気がないように感じてしまう。

 ――この中間もそんな感じ?

 調教でも、以前は引っ掛かっていくのをうまくなだめるくらいだったのに、最近は折り合っている。もう少し、気合が乗っていた方がいいのかもしれない。

 ――とはいえ、今回はG1勝ちもある東京のマイル戦。巻き返しが期待される。

 東京でのパフォーマンスは悪くない。コース替わりがマイナス材料になることはないと思う。スピードを生かせる良馬場は当然だが、道悪も気にならない。

 ――望んでいる流れなどは?

 勝てる流れなら言うことないが、もともとが器用なタイプ。どんな流れでも対応できる。あとは僕が馬の邪魔をしないように乗るだけです。

続きを表示

この記事のフォト

2013年5月31日のニュース