また悲劇…フィフスペトルが安楽死 ジョワドに続き調教中に骨折

[ 2013年5月31日 06:00 ]

安田記念で11年の京成杯AH以来の白星を狙っていたフィフスペトル(左)だが…

 安田記念に出走予定だったフィフスペトル(牡7=加藤征)が30日の調教中に左後肢を骨折。安楽死処分となった。

 美浦Wコースで最終追い切りに臨んだが、直線入り口で歩様が乱れ急失速。ゴール板を過ぎた地点で止まったが、左後肢を地面につけない状態だった。馬運車で診療所に搬送されたが、左第一趾骨(しこつ)粉砕骨折で予後不良と診断され、安楽死処分となった。

 通算28戦5勝。08年函館2歳S、11年京成杯AHと重賞2勝を挙げ、11年マイルCSで2着に入るなど短距離路線で活躍した。加藤征師は「2歳時から本当に頑張ってくれた。7歳だが体力的にも気持ちの面でも、まだまだ走れる状態だった。非常に残念です」と沈痛な表情で語った。29日にはジョワドヴィーヴルが同じく調教中の故障で安楽死処分に。2日続けての悲劇となった。

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2013年5月31日のニュース