【ダービー】エピファネイア ソエで坂路入りも脚取り好感触

[ 2013年5月23日 06:00 ]

福永鞍上のエピファネイア(手前)はレコメンドと併せて軽快な動きを見せる

 皐月賞2着のエピファネイアはソエ(若馬特有の管骨の痛み)の影響で調教舞台を変更。大一番前にわずかな誤算が生じた。

【ダービー】

 派手なパフォーマンスはあえて封印した。エピファネイアは福永を背に坂路で併せ馬。3馬身先行したレコメンド(6歳1000万)との差を徐々に縮めると馬体を併せたゴール前、グイッとひと伸びして半馬身先着でゴールへ。4F54秒7~12秒9は強調する数字ではなくても馬場入りしたのが開門から1時間半後のこと。荒れた馬場でも脚取りは一切、乱れなかった。福永の感触がいい。

 「もう体はできているし、そんなに速い時計はいらない。坂路の追い切りは初めて乗ったけど終始、リラックスしていましたよ。ラスト1Fは伸び伸び走らせて、いい感じでした」

 ただ、この最終追い切りは先週までのCWコースではなく坂路を選択した。この点について角居師は「ソエっ気が出ていたので」と説明したが「気にはしていないみたい」と状態面への影響を否定。コース変更の誤算はあったがその分先週までに中身の濃い調教をこなしている。2週前にCWコースで6F76秒4と超抜時計を刻むと先週は6F85秒7~11秒6とはじけるような伸び。しっかり負荷を掛けて、まさにダービー仕様の仕上げ。

 福永は前走・皐月賞2着で“折り合い”という課題と同時に「直線でかわされてからも差し返そうと頑張った」ことで世代トップクラスの力を再確認した。

 「お父さんもお母さんもこれくらいの距離のG1を勝っていますから。スタミナはあるし、うまくコントロールできれば。ダービーに懸ける思いは強いし、何とか1着でゴールしたい」

 福永が言葉に力をこめれば角居師も「けさの追い切りは我慢できていた。どこまで修正できたかは競馬に行ってみないと分からないけど、やれることはいろいろと工夫してやってきました」と胸を張って大一番に送り出す。皐月賞2着のリベンジへ。態勢はキッチリ整った。

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