【オークス】エバーブロッサムまた２着　悔し戸崎「もっと良くなる」

　検量室に引き揚げてきた戸崎はＶＴＲを見直して唇をかんだ。エバーブロッサムは直線で鋭く伸びたが、フラワーＣ、フローラＳに続き、またも２着。戸崎も中央移籍後、初のＧ１制覇はならなかった。

　道中は中団、勝ったメイショウマンボの外で流れに乗り、直線は馬群の外から脚を伸ばした。先に抜けたマンボには届かなかったが、フローラＳで敗れたデニムアンドルビーには２馬身差をつけた。戸崎は「距離は持つと思っていた。手応えもあったし、追ってからもしっかり。よく頑張ってくれた」と、馬をねぎらった上で「これが最高のレースというわけじゃない。キャリアが浅いし、もっと良くなる」と秋の雪辱を誓っていた。