【オークス】メイショウマンボ 逆襲戴冠へ計算通り、剛脚爆発だ

[ 2013年5月18日 06:00 ]

反撃を期すメイショウマンボ

 桜花賞10着からの巻き返しを狙うメイショウマンボは静かに最終調整を終えた。角馬場で準備運動を行ってから坂路へ。1F17秒6から緩やかにペースを上げ、ラストも16秒0とセーブした。16日の調教後計量では492キロ。前走から24キロ増の数字に「びっくりした。ふっくらしたのは確かだが太くは見えないので」と塩見助手。「東京への輸送は初めて。京都や阪神への輸送でも10キロは減る馬なので、ちょうどいいと思う」と、計算通りの仕上げだ。

 桜花賞のレース後、初めてスクミ(筋肉痛)が出た。「獣医さんによれば、“全身を使わず、小手先だけで走った時に出る症状”とのこと。原因は分からないが、力を出し切れない何かがあったのかも」と、同助手は振り返る。「(武)幸四郎も最初にまたがった時から“桜よりオークス”と言っていた」。東京向きの剛脚をフルに発揮すれば逆転戴冠も夢ではない。

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2013年5月18日のニュース