【オークス】桜花賞馬アユサン コンビ復活・丸山と2冠目指す!

[ 2013年5月14日 06:00 ]

桜花賞馬アユサンは丸山元気と再コンビで2冠を狙う

 今週は牝馬3冠第2戦「オークス」(19日、東京)。桜花賞馬アユサンがコンビ復活となる丸山元気(22)と2冠を目指す。桜花賞の手綱を前日の落馬負傷でクリスチャン・デムーロに譲った丸山は“雪辱戦”に向けて意欲満々。愛馬を2冠に導き、自らはG1初制覇で男になると誓った。

【オークス】

 C・デムーロが代打Vを飾ったアユサンの桜花賞。丸山はレースをリアルタイムで見なかった。「本当はちゃんと見なきゃいけないんでしょうが…。見られなかった。悔しくて」。前日に福島で落馬し、腰椎横突起を骨折。無念の乗り代わりとなった。

 レース直後、電話やメールが殺到したことで結果をすぐに知ったが、勝ったことに驚きはなかった。以前は腰が弱く、特に右回りではスムーズさを欠く走りで全能力を発揮できなかった。その弱点が暖かくなったことで解消。「桜花賞前から真っすぐ走れて、手前(軸脚)もうまく替えられるようになっていた。具合の良さが分かっていたし、いい勝負ができると思っていた。それだけに、馬が勝ったことはうれしいけど、やっぱり悔しかった」。デビュー5年目、22歳の若手には酷な結末だった。

 有力騎手への乗り代わりが珍しくない昨今。「もう自分には回ってこないのかな」。G1馬となったことで丸山は乗り代わりも覚悟したが、陣営に迷いはなかった。馬主の星野壽市(じゅいち)氏は群馬県在住で、父(侯彦氏=よしひこ)が元高崎競馬の騎手である丸山をデビュー時から応援してきた。手塚師も「もともとクラシックを(丸山)元気とのコンビで頑張っていこうと決めていた。自信を持って乗ってほしい」と、2冠奪取を若き主戦に託した。

 丸山は9日の1週前追い切りに騎乗して好感触をつかんだ。Wコースで6F82秒9~1F13秒0。ラストはいっぱいに追い、「1週前としてはいい内容。馬がしっかりしてきた」と成長に目を細めた。「今まで乗っていたアユサンとは違うという責任は感じるけど、今は楽しみの方が大きい」。重圧をはねのけ愛馬を2冠へと導いて初めて、丸山は笑って桜花賞を振り返れるようになる。

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