【天皇賞・春】ラクティ父ハーツクライ　長距離活躍馬を多数輩出

　ラクティの父ハーツクライは長距離活躍馬を多数輩出している。同期５歳のギュスターヴクライは昨春阪神大賞典でオルフェーヴル（２着）を破る金星。青葉賞Ｖのウインバリアシオンは菊花賞２着、天皇賞・春３着と長距離Ｇ１でも好走した。父ハーツ自身は天皇賞・春は０５年に１度だけ出走して５着（勝ち馬スズカマンボ）。同年の有馬記念では単勝１・３倍の断然人気馬ディープインパクトを破る“大物食い”ぶりを発揮して、Ｇ１初制覇を果たした。息子も圧倒的人気ゴールドの壁を破り、Ｇ１初戴冠を飾るか。