笠松の競走馬脱走、住宅地を駆け抜ける…30分後に御用

[ 2013年4月27日 11:17 ]

 岐阜県笠松町の笠松競馬場の敷地内から競走馬1頭が逃げ出す騒ぎが26日にあった。約10キロ走り、逃げ出してから30分ほど後、隣の同県各務原市の住宅地で各務原署員に取り押さえられた。

 岐阜羽島署によると、逃げ出したのは牡の4歳馬「ミッキーオスカー」で、26日午後0時45分ごろ、第5レースの出走前にパドックから競馬場内の装鞍所と呼ばれる場所へ移動中、突然暴れだし、男性厩務員が手綱を離した。

 ミッキーオスカーは鉄のゲートに体当たりして突き破り、ゼッケンなどをつけたまま逃走。車をよけながら、国道や線路などを横断し、住宅地を駆け抜けたという。

 県警には住民から問い合わせが相次ぎ、パトカーも出動。ミッキーオスカーは暴れることもなく“御用”となった。大きなけがはないという。

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2013年4月27日のニュース