【福島牝馬Ｓ】オールザットジャズ、押し切って連覇達成！

　第１０回福島牝馬Ｓ（Ｇ３、芝１８００メートル・曇良１５頭）は２０日、福島競馬場１１Ｒで行われ、Ｃ・デムーロ騎手が騎乗の１番人気、オールザットジャズ（牝５＝角居厩舎）が直線粘って連覇を果たした。勝ち時計は１分４６秒４。

　レースはオーシュペールが大きく出遅れる中、サンシャインがハナをうかがう。しかし外からスピードリッパーが先頭に立つと、そのままグングンと後続を引き離し、約７馬身差をつけて大逃げ。これをオメガハートランド、フェータルローズ、オールザットジャズなどが追走する。

　最終コーナーから直線。ピュアブリーゼ、オールザットジャズ、オメガハートランドがスピードリッパーをとらえて前に出る。３頭の争いから内のオールザットジャズが抜け出すと、最後は外から鋭い末脚で急襲してきたマイネイサベルを抑えてゴール。昨年４月の福島牝馬Ｓ以来となる重賞制覇を飾った。

　２着はマイネイサベル、３着にはピュアブリーゼが入った。