楽天、ばんえい競馬支援 馬券売り上げの一部寄付

[ 2013年4月9日 19:14 ]

 北海道帯広市で開催される「ばんえい競馬」を支援しようと、インターネット通販大手の楽天は9日、子会社が手掛ける馬券販売の売り上げの一部を帯広市が管理する「ばんえい競馬振興基金」に寄付すると発表した。

 楽天によると、子会社「競馬モール」がインターネットで地方競馬の馬券販売を請け負っている。昨年のばんえい競馬の馬券販売額は約15億円だった。売り上げの目標額を超えた分から一定の割合を寄付し、PR活動やイベントに活用してもらう。

 4~9月は売り上げの0・3%を積み立て、にんじんや牧草ロールを競走馬にプレゼントする。

 体重1トンもの馬が鉄そりを引いて障害コースを走るばんえい競馬は資金難のため、旭川、北見、岩見沢の各市が撤退。2007年度から帯広市だけで開催されている。

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2013年4月9日のニュース