【阪神牝馬S】サウンドオブハート初重賞、松山康師8年ぶり歓喜

[ 2013年4月7日 06:00 ]

阪神牝馬Sはイチオクノホシ(右)との競り合いを制し、サウンドオブハートが重賞初勝利

 ヴィクトリアマイルを占う「阪神牝馬S」が6日、阪神競馬場で行われ、サウンドオブハートが外から伸び、鋭く追い上げたイチオクノホシを首差抑え込んで重賞初制覇を決めた。

 オープン特別で実に4勝。ついに届いた初タイトル。池添は満足げに語った。「壁をつくるのに苦労したが、うまくいった。日本での競馬はしばらく空くので、最後にいいレースができて良かった」。池添は表彰式を終えると足早に伊丹空港へ。武者修行でフランスに向かうためだが、ヴィクトリアマイル(5月12日、東京)ではこの馬に騎乗するため帰国する。

 ミスターシービー、ジェニュインなどでおなじみの松山康師は、05年七夕賞(ダイワレイダース)以来8年ぶりとなる重賞37勝目。「大事に使ってきて良かった」と喜びをかみしめた。

 ◆サウンドオブハート 父アグネスタキオン 母シンメイミネルバ(母の父カーリアン)牝4歳 美浦・松山康厩舎所属 馬主・ターフ・スポート 生産者・北海道新ひだか町タイヘイ牧場 戦績9戦6勝 総獲得賞金1億7261万1000円。

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2013年4月7日のニュース