【日経賞】フェノーメノ鮮やか差し!快勝で重賞3勝目

[ 2013年3月23日 16:15 ]

 「第61回日経賞」(G2・芝2500メートル・晴良14頭)は23日、中山競馬場11Rで行われ、蛯名騎手騎乗の1番人気、フェノーメノ(牡4=戸田厩舎)が直線で鮮やかに差し切って快勝した。勝ち時計2分32秒0。

 レースはネコパンチが好スタートを切り、先手を奪う。これに内からカポーティスター、タッチミーノット、ダノンバラード、トランスワープが追走。さらにロードオブザリング、アドマイヤフライト、フェノーメノが続く。

 ネコパンチは一時、5馬身ほど差を広げて逃げる。ロードオブザリングが単独2番手。その後にカポーティスター、フェノーメノがつける。

 第3コーナー過ぎ、先頭ネコパンチにマイネルキッツ、ロードオブザリングが一気に接近。4番手にカポーティスター、フェノーメノが5番手で最終コーナーへ。

 マイネルキッツが先頭に代わり、ネコパンチは後退。そして直線に入ると外からカポーティスターが先頭に立つ。これをフェノーメノかしっかり追走。並ぶと一気に突き放し、最後は1馬身半の差をつけてゴール。重賞3勝目を飾った。

 2着は9番人気のカポーティスター、3着には7番人気のムスカテールが入った。

 ◇フェノーメノ 北海道平取町の追分ファーム生産、馬主はサンデーレーシング。戦績は10戦5勝、重賞は3勝。獲得賞金は3億3130万6千円。

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2013年3月23日のニュース