【浦和・桜花賞】桜の女王はイチリュウ 内田厩舎連覇

[ 2013年3月22日 06:00 ]

桜花賞を逃げ切った的場イチリュウ

 南関牝馬クラシック「第59回桜花賞」が21日、浦和競馬場で行われ、2番人気イチリュウが逃げ切り勝ち。トライアル2着に続く2度目の重賞挑戦で桜の女王に輝いた。内田厩舎は昨年のコテキタイに続き連覇。また2着にアステールネオが入り、現役最多勝騎手・的場と同2位・石崎隆の大ベテランがワンツー。1番人気のカイカヨソウは3着に敗れた。

 最内枠から主導権を奪った的場は「3、4番手も考えたがスタートして外に馬が見えなかったので、包まれるよりは行った方がいいと思った」と振り返った。この作戦に内田師は「逃げるとは思わなかった」と笑顔。今後は東京プリンセス賞(4月25日、大井)で牝馬2冠を目指す。

 ◆イチリュウ 父キングヘイロー 母キハク(母の父アサティス)牝3歳 川崎・内田勝義厩舎所属 馬主・(有)グランド牧場 生産者・北海道新ひだか町のグランド牧場 戦績8戦3勝 総獲得賞金3384万円。

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2013年3月22日のニュース