【フラワーC】サクラプレジール 猛追しのいだ!2戦目で初重賞

[ 2013年3月17日 06:00 ]

フラワーCを制したサクラプレジール(手前から2頭目)

 3歳牝馬のG3・フラワーCが16日、中山競馬場で行われ、2番人気サクラプレジールが好位から抜け出し、エバーブロッサムの猛追を鼻差振り切って重賞初制覇。キャリア2戦目での同レースVは史上初の快挙となった。

 牝馬戦線に新星誕生だ。「ぎりぎり粘った。まだフットワークに力がなく、体も弱いのに2戦目で重賞を勝つのだから大したもの」と横山典は感嘆した。尾関師は「14キロ減ったし、ソエ(若駒特有の管骨の痛み)も少しある。桜花賞の出否は今後の様子を見て決めたい」と慎重だが、「奥が深い馬」と非凡な素質を称えた。全尚烈(ジョン・サンヨリ)オーナーは「きょう、都内でソメイヨシノの開花が発表されたから、やってくれそうな気がしていた」と、喜びをかみしめた。

 ◆サクラプレジール 父サクラプレジデント 母サクラプレステージ(母の父ブライアンズタイム)牝3歳 美浦・尾関厩舎所属 馬主・さくらコマース 生産者・北海道新ひだか町新和牧場 戦績2戦2勝 総獲得賞金4051万8000円。

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2013年3月17日のニュース