【阪神新馬戦】最後に出てきた大物!ラストグルーヴ デビューV

[ 2013年3月17日 06:00 ]

直線、力強く抜け出したラストグルーヴ(左)が快勝

 新馬戦最終週に大物が潜んでいた。16日の阪神6R(芝1800メートル)新馬戦は1番人気ラストグルーヴ(牝=藤原英、父ディープインパクト)が外からグイグイ伸び、食い下がるスリーベラミを振り切った。

 11年セレクトセールで3億6000万円(税抜)で取り引きされた素材。祖母ダイナカールは83年オークス馬。母エアグルーヴはG1・2勝馬。きょうだいにアドマイヤグルーヴ(G1・2勝)、ルーラーシップ(12年クイーンエリザベス2世C)と、きらめくような血統から期待馬誕生だ。

 「返し馬では、もうひとつ。エンジンが違った」と福永も驚き。藤原英師は「正直もっと時間が欲しいと思っていた。今までにこんな経験はない。夢のある馬。あとは運がどれだけあるか。乞うご期待」と冗舌だった。

続きを表示

2013年3月17日のニュース