ドバイG1 馬場合わず!?武トレイル、直線後退10着…

[ 2013年3月11日 06:00 ]

ドバイG1で10着に敗れた武豊トレイルブレイザー

 ドバイワールドCの前哨戦「アル・マクトゥームチャレンジラウンド3」(G1、12頭=1頭取り消し)が9日(日本時間10日未明)、UAEドバイのメイダン競馬場で行われ、日本から参戦したトレイルブレイザー(牡6=池江)は10着に敗れた。マハーブ・アル・シマール(G3、10頭)に出走したファリダット(牡8=松元)は9着だった。

 スタートを決めたトレイルブレイザー。道中は2、3番手に付け、流れに乗って直線へ。しかし、既に余力はなかった。ずるずると後退して10着。11年香港ヴァーズ(6着)、昨年のアロヨセコマイル(2着)、ブリーダーズCターフ(4着)と海外遠征を繰り返した猛者が、思わぬ大敗を喫した。

 武豊は「状態も良く、道中もいい感じで進めていただけに、あれだけ止まるとはびっくり。タペタ(オールウエザーの馬場素材)が合わなかったということかもしれない」と首をひねった。池江師は「道中は完璧だったので、どれだけちぎるのかと期待したほど。レース後、特に異常も見られなかったので、馬場が合わなかったのだろう」と語った。次走は芝のドバイシーマクラシックか、ドバイデューティフリー(30日、メイダン)の公算が大きい。

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2013年3月11日のニュース