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大井&JRA 交流から協調へ

[ 2013年3月8日 06:00 ]

空からの大井競馬場の夜景

 【地方競馬です!!】大井競馬場が6日に発表した新事業などの骨子は、7日付スポニチ本紙でも報じたが、いくつか補足を。新規ファン開拓策について。今回は20、30代の新規来場者を掘り起こすと、具体的イメージを打ち出した。40代より30代、30代より20代と、若い層ほどTCKに来場したことがないという調査結果が出たこともあるが、それだけではない。斉藤弘・開催執務委員長は「JRAと話し合ったわけではない」とした上でこう語った。「JRAはさまざまな策で若者を掘り起こしている。発売だけでなく競馬全体の問題として協力できるのではないか」

 地方共同システム利用のJRA馬券発売「J―PLACE」は13年度9日間、開催中の大井本場と場外ひたちなかで実施される。限定的な条件での成立ではあるが、希薄だったこれまでの関係を思えば、それでも前進と言える。将来的に拡大するプランもあり、候補地としては、双方の施設が隣接する後楽園やオフト新潟ではなく、長野のファンも多い中郷(新潟県上越市)、宮城の大郷などが考えられる。

 主催者が一定の範囲で設定できるようになった払戻率。JRA同様、大井も設定変更を視野に入れている。鍵となるのはファンのメリットと経営の両立。斉藤委員長は「二面性を持った中で(率設定を)どう組んでいけばいいのか。まずはJRAの動向を注視しなければ」とした。交流から協調へ。大井とJRAの関係は着実に動き始めている。(池田 裕文)

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