【フィリーズR】岩戸師&大野 埼玉コンビが桜へ結束

[ 2013年3月7日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=6日】競馬記者は帽子を愛用する者が多い。今、美浦で幅を利かせるのが「埼玉県人会」のキャップだ。作製者は浦和出身の岩戸師。先日行われた埼玉県出身・在住の記者との懇親会の席で出席者にプレゼントした。黒地に赤の、しゃれたデザイン。さいたま市在住の岡本は、それをかぶってフィリーズレビューに出走するナンシーシャインの取材に向かった。

 追い切りは坂路で4F52秒2。ラスト1Fは11秒7としっかり伸びた。「全体的に力をつけている」と成長に目を細める大野も埼玉県出身だ。年末の阪神JFは17分の6の抽選に漏れたが当時、確率が低いことを承知で騎乗依頼を受けたのが大野。意気に感じた師は「ここで権利を獲れれば桜花賞も大野でいく」。大野も「1400メートルは合うし、師の期待に応えたい」と意欲的。男気あふれる埼玉コンビに要注目だ。

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2013年3月7日のニュース