戸崎 感謝の大井ラスト「いろんなこと経験させてもらった」

[ 2013年2月23日 06:00 ]

大井競馬場で地方騎手として最後の騎乗を終え、レース後に行われた壮行会で胴上げされた戸崎圭太騎手

 3月1日からJRAへ移籍する戸崎圭太騎手(32)が22日、地方騎手として所属の大井競馬場での最後の騎乗を終えた。

 この日は1RのデビルスタワーでいきなりV。「がんばれ!戸崎圭太賞」と名付けられた最終12Rは、マルヨハヤブサに騎乗、ゴール前は左ムチを連打し逃げたミニレイスターに襲いかかったが首差届かず惜しくも2着だった。

 「最後はきちっと決めたかったな。でも、いい馬を用意してもらったし、(レースに)名前も付けていただいて感謝しています」

 最終レース後の壮行会では、東京都騎手会会長の吉井竜一騎手(37)からエール。「地方で学んだことを生かし大活躍してほしい。騎手みんなで応援しに行くから」。戸崎は「デビュー15年間でいろんなことを学び、経験させてもらった。これからも交流重賞には積極的に参加したい。今後も大井競馬、地方競馬、戸崎圭太をよろしくお願いします」とファンにあいさつ、古巣を後にした。

 23日は中山に参戦する。次週の川崎開催では27日のエンプレス杯(エミーズパラダイス)に騎乗、地方として最後の重賞に臨む。

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2013年2月23日のニュース