【ダイヤモンドS】アドマイヤラクティ 人気に応え重賞初制覇

[ 2013年2月16日 16:15 ]

 第63回ダイヤモンドステークス(G3、芝3400メートル・晴良16頭)は16日、東京競馬場11Rで行われ、内田騎手騎乗の1番人気アドマイヤラクティ(牡5=梅田智厩舎、父ハーツクライ、母アドマイヤテレサ)が、直線抜け出し優勝。重賞初制覇を果たした。勝ち時計3分31秒9。

 レースは揃ったスタートから、勢いよくネコパンチがハナを奪い、2番手に昨年このレースを制したケイアイドウソジン、3番手にラッキーバニラが続く展開。

 1周目から2周目にかけ、ネコパンチが逃げて大きく後続を離したが、3角付近で沈み先頭がケイアイドウソジンに入れ替わる。 
 
 4角から直線に入り、ケイアイドウソジンが逃げ粘るところに、アドマイヤラクティとメイショウカドマツが馬体を併せて脚を伸ばし、その後ろからジャガーメイルが鋭い差し足で追いかける。残り200メートルを切りアドマイヤラクティが抜け出し、最後は猛追したジャガーメイルに2馬身半差をつけてゴール板を駆け抜け重賞初制覇となった。

 ジャガーメイルから首差の3着にはメイショウカドマツが入った。

 ◇アドマイヤラクティ 北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主は近藤利一氏。戦績は18戦6勝。獲得賞金は1億6823万8千円。

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2013年2月16日のニュース