【京都記念】トーセンラー復活V!武豊27年連続JRA重賞制覇

[ 2013年2月11日 06:00 ]

(左から)粘るビートブラック、ショウナンマイティとベールドインパクト(右)を抑え鮮やかに差し切ったトーセンラー(中央)

 10日の京都メーン「第106回京都記念」は、トーセンラーが11年きさらぎ賞以来となる重賞2勝目を挙げた。鞍上の武豊(43)は昨年のトレイルブレイザーに続く連覇を飾った。

【レース結果】

 再びG1路線へと歩を進めるのか、それとも裏街道へと戻るのか。藤原英師がその分岐点と位置づけた大事な一戦で、トーセンラーが満点回答を出した。鮮やかな手綱さばきで勝利へと導いたのは、これでデビューから27年連続のJRA重賞制覇となった武豊。報道陣に囲まれると、してやったりという表情で口を開いた。

 「うまくいきましたね。乗るのは2年ぶりだったので、前半は探りながら。ペースが遅かったけど、(ショウナンが)行ってくれて楽になりました」

 道中は中団の外めを追走した。向正面で引っ掛かったショウナンマイティがすぐ外を抜いていったが、折り合いはピッタリ。直線に向いて追い出されるとジワジワ加速して、ラスト1Fで早くも先頭だ。最後は2着ベールドインパクトに1馬身半差をつける快勝だった。

 「直線半ばでは勝利を確信しました。まだまだ活躍できると思うし、大きいところも狙える馬ですよ」

 名手はさらなる飛躍に太鼓判を押す。指揮官もこの勝ちっぷりを見て、春の大目標に盾取りを掲げた。実はこの一戦が「どんな競馬をするのか、今後に向けて重要」だったと言う。

 「さすがに去年は(G1を使うには)力不足だったけど、今年は春の天皇賞を意識している。だから、京都外回りのここを使った。トモが非力で中山とかの坂があるコースは良くないけど、このコースは合ってるね」

 京都は全3勝を挙げる得意コース。3歳時には同じく長丁場の菊花賞で3着の実績もある。指揮官から課せられた宿題を「完璧」と言わしめる内容でクリア。一度ははね返されたG1の壁も、今なら突き破れるかもしれない。

 ◆トーセンラー 父ディープインパクト 母プリンセスオリビア(母の父リシウス) 牡5歳 栗東・藤原英厩舎所属 馬主・島川隆哉氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績16戦3勝 総獲得賞金2億1940万6000円。

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