【東京新聞杯】橋口師「クラレントたくましく、今回もいい勝負を」

[ 2013年2月1日 06:00 ]

橋口師は東京新聞杯にクラレントで挑む

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、東京新聞杯にクラレントで挑む橋口師を直撃した。

 ――クラレントの最終追い切りは坂路で4F52秒9。前走時(阪神C5着)よりも動いた。

 橋口師 前走時は馬場が悪かったせいもあったけど、それにしても今週は良い動きでした。このところ昔より時計が出るようになったのは間違いありません。

 ――1週前が控え気味だったのも今週の動きにつながった?

 1週前は馬場が悪くてポリトラックに入れ、オーバーワークにならない程度にしました。それで今週は余力があったのかもしれません。

 ――富士S(3走前1着)は12キロ減(478キロ)。その後、+4、+6と増えているが絞り切れない?

 そういうことではありません。富士Sは間隔が詰まっていた(中2週)上に、長距離輸送で減っていただけ。ここにきて増えているのは戻ってきたということで、体はたくましくなっています。

 ――冬場に好走歴がないので、絞れないのかと思いました。

 冬場に好走歴がないのはたまたまです。冬毛も生えていないし、寒いからといって仕上げに手間取るタイプではありません。

 ――前走は道中、鞍上(岩田騎手)の手が何度も動くシーン。

 1400メートルということで結果的に少し忙しかったのかもしれません。それでも最後は差を詰めてそれほど負けていなかった(0秒3差)から、力負けとは思っていません。

 ――たまに気難しそうな面をみせることも?

 火が付いちゃうと激しい面はあります。でも、騎手も何度も乗っているのでそのあたりの心配はしていません。

 ――岩田騎手は「G1を勝てる器」と言っていました。

 昨年の夏あたりから力をつけてきているのは確かです。それ以前にもG1で好走(NHKマイルC3着)しているし、ジョッキーなりの勘で潜在能力は高いとみてくれているのでしょう。

 ――東京のマイルは重賞勝ち(富士S)のある舞台。

 その後、連敗しているけど、いずれも差のない競馬。今回もいい勝負をしてくれるはずですよ。

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2013年2月1日のニュース