【JRA騎手免許2次試験】戸崎三度目正直へ「悔いなく出し切れた」

[ 2013年1月30日 06:00 ]

2次試験終了後の会見で、戸崎はホワイトボードに合格祈願!?

 13年度のJRA騎手免許2次(最終)試験が29日、千葉県白井市の競馬学校で行われた。昨年10月に3度目のチャレンジで1次試験を突破した大井所属の戸崎圭太騎手(32)が、最終関門に挑んだ。

 10年から始まった新制度で、直近3年以内に中央競馬で年間20勝2回の実績がある騎手は2次試験の騎乗技術試験を免除される。戸崎は条件をクリア(10、12年に22勝)しており、競馬法規や知識、技術、一般常識に関する口頭試験のみを受験した。

 試験を終え、濃紺のスーツ姿で会見に臨んだ戸崎は「面接は慣れないので緊張した」と、やや硬い表情。それでも手応えを問われると「やることはやってきたし、勉強してきたことを悔いなく出し切れた」と自信をのぞかせた。

 毎朝、起きてから1時間は必ず勉強に充て、レースの合間の空き時間にも参考書をめくった。麻衣子夫人ら家族、周囲の励ましも「大きな支えになった」と振り返る。

 同じ大井出身で、既に中央で活躍中の内田にも「精いっぱい頑張れ」とエールを受けた。「ずっと応援してくれた。いろんな意味でお手本となる先輩。目標の騎手の1人です」と話した。合格発表は2月7日。

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2013年1月30日のニュース