【京都牝馬S】ハナズゴール イン強襲で突き抜けた!重賞2勝目

[ 2013年1月20日 06:00 ]

京都牝馬Sは直線抜け出したハナズゴールが快勝

 19日、京都競馬場で行われた「第48回京都牝馬S」は断然1番人気に支持されたハナズゴールが2馬身半差で快勝。後方待機からイン強襲で豪快に突き抜け、昨春のチューリップ賞に続く2度目の重賞制覇を飾った。

 1・7倍の単勝オッズが示す通り、やはり1強だった。直線、前をさばいて最後は最内強襲でズドン。浜中がパートナーをロスなくゴールへ導いた。

 「今の京都は内側の馬場がいいし、ゲートを出たなりでスムーズな競馬をしようと思っていました。抜け出す脚はあるので1頭分でもスペースがあればそこを突こうと。狙い通りの競馬ができました」

 所属は美浦だが既に栗東でもおなじみの存在になった。昨年8月末に栗東に入って年末年始も挟み、約5カ月の長期滞在。スタッフの頑張りが最高の形で報われた。加藤和師は「浜中君が一瞬の切れ味と器用さを生かして、うまく乗ってくれた。強かったね」と安どの笑み。今後はリフレッシュ放牧を挟み、いったん美浦に入厩してから栗東へ。阪神牝馬S(4月6日)をステップにヴィクトリアマイル(5月12日、東京)を目指す。

 ◆ハナズゴール 父オレハマッテルゼ 母シャンハイジェル(母の父シャンハイ)牝4歳 美浦・加藤和厩舎所属 馬主 マイケル・タバート氏 生産者・北海道浦河町不二牧場 戦績12戦5勝 総獲得賞金1億1900万円。

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2013年1月20日のニュース