障害戦で異例の出走取消 落馬負傷続出で代わりの騎手いない…

[ 2013年1月20日 06:00 ]

 20日の障害戦で異例の出走取消が発生した。土曜京都8Rの牛若丸JSで北沢、金子が落馬負傷。ともに日曜の騎乗が不可能になったが代わりの騎手がいないため、北沢が騎乗予定だった京都4Rのエーシンテュポーン、金子が騎乗予定だった中山4Rのフォレストリーダーがそれぞれ出走取消を余儀なくされた。

 北沢は1周目6号障害飛越着地時に落馬し、右肋骨骨折、右肘部打撲、両大腿打撲の負傷。金子は2周目6号障害飛越着地時に落馬して左鎖骨を骨折した。

 現在JRAでは騎手123人のうち87人が障害騎手免許を取得しているが、実際に障害に騎乗する騎手は限られている。なお、変更騎手がいないことが理由の出走取消は82年1月24日の中山7R(見習騎手限定競走)以来となる。

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2013年1月20日のニュース