【京成杯】得意の中山で大暴れ“ゲーム兄弟” 

[ 2013年1月11日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=10日】京成杯は皐月賞と同じ中山芝2000メートル。この舞台で既に勝っているのはフェイムゲーム1頭だけだ。前走で2馬身半差の快勝。「やっぱり中山は走る」と思ったのは岡本だけではないはずだ。

 兄バランスオブゲームは重賞7勝中、4勝を中山でマークしている。宗像師が「兄とは少しタイプが違うが、中山が得意なところは似ている」と話すと、取り囲んだ報道陣も大きくうなずいた。

 注目の追い切りはWコースでの併せ馬。6F87秒9~1F13秒4で、先行したバランスオブゲーム産駒のブロックコード(5歳1000万)に0秒1先着した。見守った宗像師は「時計は遅かったが動きは悪くなかった。まだ粗削りだが、精神的に落ち着いてきて少しずつ良くなってきているから」と好感触。岡本は、レース後に冒頭のフレーズを再び口にしているかもしれないなと思った。

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2013年1月11日のニュース