四位が油断騎乗…“過去最長”30日間の騎乗停止

[ 2012年12月23日 06:00 ]

<阪神5R>四位洋文騎乗のブリュネット(右から2頭目)のゴール前直線

 四位洋文騎手(40)が、22日・阪神5Rでの油断騎乗のため、23日から30日間(開催日9日間)の騎乗停止となった。23日の阪神での5鞍(3R川田、7R高倉、10R池添、11R秋山、12R上村)、24日の阪神2鞍(2R武豊、11R池添)は全て乗り代わりとなる。

 阪神5R・ブリュネットで3着となったが、決勝線手前で7完歩ほど追う動作を緩めたと判断された。2着馬とは鼻差だった。レース後、裁決委員による四位への事情聴取、パトロール映像の精査を重ねた結果、「着順に影響を及ぼした可能性が高い」(福田正二裁決委員)と認められた。「重大な注意義務違反」(同委員)のため、処分は23日から。30日間は競馬場で受ける制裁としては最長。同様のケースで昨年2月、黛弘人(27)が30日間の騎乗停止。今年4月も北村宏司(32)が2日間の騎乗停止となっている。

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2012年12月23日のニュース