【朝日杯ＦＳ】ロゴタイプが２歳王者！１番人気コディーノは２着

朝日杯フューチュリティステークスを制したロゴタイプ（左）と２着のコディーノ

　「第６４回朝日杯フューチュリティステークス」（Ｇ１、芝１６００メートル・晴良１６頭）は１６日、中山競馬場１１Ｒで行われ、Ｍ・デムーロ騎手騎乗の７番人気、ロゴタイプ（牡２＝田中剛厩舎、父ローエングリン、母ステレオタイプ）が、直線残り２００メートルから先頭に立ち、後続を抑え優勝した。ロゴタイプはＧ１初制覇。勝ち時計は１分３３秒４。

　
　レースは好スタートを切ったクラウンレガーロがハナを切り、２番手にエーシントップ、３番手内にネオウィズダム、４番手外目にロゴタイプ、５番手にマイネルエテルネルがつける展開。１番人気のコディーノは中団内目を追走する。

　エーシントップは道中かかり気味に先手を奪い返すも、４コーナーではネオウィズダムが先頭に立ち、２番手にマイネルエテルネル、３番手にロゴタイプが追い上げ直線を迎えると、残り２００メートルで先頭に立ったロゴタイプが外から強襲するコディーノを首差抑え２歳王者に輝いた。

　コディーノから２馬身半差の３着には内から追い上げたゴットフリート入った。２番人気に推されたエーシントップは８着に敗れた。

　◇ロゴタイプ　２歳牡馬、父ローエングリン、母ステレオタイプ。北海道千歳市の社台ファーム生産。馬主は吉田照哉氏。戦績は６戦３勝、重賞初勝利。獲得賞金は１億９２万８千円。