【JCダート】ミスターX 本命は3歳ハタノヴァンクール

[ 2012年12月2日 06:00 ]

 阪神メーン11R・JCダート(G1)は、ダート界を引っ張ってきた古豪と、世代交代を狙う新興勢力の争いに注目が集まる。前者の筆頭は、当レース3連覇の偉業に挑戦する王者トランセンド。だが、今年に入って3戦未勝利。ハナに立って押し切る自分の競馬ができなくなっている。今回もかなり厳しい先行争いになりそう。それなら、3歳勢で勝負したい。

 今年の3歳世代はハイレベルだ。JCダートの前までのOPクラスのダート戦の3歳馬の成績を見れば、今年の3歳世代がどれだけ強いかが分かる。

 過去5年では、11年(現4歳世代)=【00010】、10年(同5歳)=【01013】、09年(同6歳)=【6227】、08年(同7歳)=【42121】、07年(同8歳)=【3329】。トランセンドの6歳世代がずば抜けて好成績を残していた。続くのがエスポワールシチー、スマートファルコンの7歳世代。

 そして、今年の3歳は【3118】の成績。トランセンド、エスポワールシチーの強力2世代には敵わないが、近2年の4、5歳世代よりは圧倒的に強い。強かった6、7歳世代も年齢的に陰りが見られるなら、一気にダート界のトップも狙えそうだ。

 本命は3歳ハタノヴァンクール。ここまで3歳同士のレースは5戦全勝で、世代の頂点を決めるジャパンダートダービーをV。世代のトップに君臨する実力の持ち主だ。世代No1から、ダート界No・1に輝く。

 馬単(1)から(8)(9)(10)(12)(14)

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2012年12月2日のニュース