【ジャパンC】ペリエ「凱旋門賞馬の強さお見せする」

[ 2012年11月20日 06:00 ]

シャンティイの自宅でインタビューに答えたペリエ。ゼンノロブロイの像を前にJC制覇を誓った

 凱旋門賞馬が、もう一丁頂く!!今週は競馬の祭典「第32回ジャパンC」(25日、東京)。凱旋門賞でラスト20メートル、オルフェーヴルを大逆転したソレミア(牝4=フランス)が外国勢最大の目玉だ。主戦のオリビエ・ペリエ(39)が、スポニチ本紙の独占インタビューに答え、世界のG1連勝へ意欲を見せた。

【ジャパンC】

 ――あらためて凱旋門賞優勝おめでとう。

 ペリエ ありがとう。日本のファンには申し訳なかったが、こういうことが起こるのも、また競馬だね。

 ――ソレミアは凱旋門賞の直前、ヴェルメイユ賞に出走。スミヨンが乗って3着に敗れていた。

 窮屈な位置での競馬になっていた。スムーズな競馬ができれば、もっと差は詰まったと思う。ただ、凱旋門賞は(勝ち馬)シャレータ以外にも、優秀な馬がたくさんいた。勝てるという自信を持っていたわけではない。

 ――勝てるとは思っていなかった?

 そういう意味じゃない。ソレミアは重馬場が得意な馬。大一番直前の1週間、毎日のように雨が降った。その時にはチャンスが出てきたかな?って思った。

 ――前日(10月6日)も終日雨だった。

 土曜の馬場を見た時、かなりのチャンスだと感じた。ソレミアがソフトな馬場が大好きなだけでなく、他の馬が苦労するかもと思った。そうなれば勝てるかなと。

 ――大好きな軟らかい馬場を選ぶように、道中はイン。

 内枠(6番)だったからね。脚を取られることもなかったので、無理に外へ持っていくことは考えなかった。

 ――終始、好位で立ち回った。

 ロンシャンの2400メートルは、とにかくじっくり乗ることが大切。無理に動いたり、慌てて上がっていけば、最後に苦しくなる。

 ――直線を向くと、外から一気にオルフェーヴルがかわしていった。

 あ、やっぱりオルフェーヴルは強いな、って思ったね(笑い)。

 ――凱旋門賞の前には何度も、オルフェーヴルが勝つだろう、と言っていた。

 そう。本当にそう思っていた(笑い)。日本競馬のレベルの高さは分かっているし、その中で3冠馬になった馬だから、世界で通用するのは当然だと考えていた。

 ――しかし、差し返してみせた。

 オルフェーヴルが内にササりながら失速したと分かった時、こちらはまだ手応えがあった。逆転を信じて必死に追ったよ。

 ――さて、今回のジャパンC。東京の馬場はロンシャンよりも明らかに硬い。

 硬い馬場が日本馬にとってアドバンテージになることは重々承知。ソレミアがひと雨欲しいことも事実。でも、戦う限りは勝つつもりで臨む。

 ――凱旋門賞後、ソレミアにはまたがった?

 12日の調教で騎乗した。凱旋門賞前に乗った時と同程度のコンディションにあると感じた。状態は良さそう。

 ――2年ぶり(10年ジャパンC=ティモス15着以来)の日本での騎乗になる。

 日本で乗るのは僕もとても楽しみ。ファンの皆さんに凱旋門賞馬の強さをお見せできるよう、精いっぱいの騎乗をします。

 ◆オリビエ・ペリエ 1973年1月12日、仏中西部マイエンヌ県生まれの39歳。地元のポニー競馬で活躍し、シャンティイの競馬学校へ。91年仏最優秀見習騎手。94年ヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップで初来日。以後、短期免許で来日多数。00年フェブラリーS(ウイングアロー)で日本G1初制覇。05年香港マイル(ハットトリック)など、日仏だけでなく世界を舞台に活躍。今年の凱旋門賞をソレミアで制し、通算4勝(歴代最多タイ)。日本では2288戦379勝、重賞39勝。

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