【マイルCS】サダムパテック軽快!坂路1番時計タイ51秒0

[ 2012年11月15日 06:00 ]

武豊を背に坂路で抜群の伸びを見せたサダムパテック

 サダムパテックは坂路で武豊を背に単走。前半から軽快にラップを刻み、苦しくなりそうなところでサッとステッキが入ると、もうひと伸び。この日の栗東坂路1番時計タイ(他にエーシンウェズン、エーシンブルバード)となる4F51秒0(1Fは12秒9)を叩き出した。

 武豊は「レースも1番時計で上がらなきゃ」とニヤリ。「最後はフワフワしたから気合を付けた。悪くないよ」と期待を込めた。西園師が「天皇賞(8着)後、豊の方からもう一度乗りたいと言ってくれた」と明かしたように、今回、鞍上はいい感触を得ている。「脚をタメて運ぶより、スピードに乗せて進めた方がいいことが分かった。京都のマイルは合いそう」。直線だけでドカンと差すのではなく、好位でスピードに乗りながら抜け出すのが、京都マイルの極意。その戦法にぴたりとはまりそうと鞍上はみている。

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2012年11月15日のニュース