【アルテミスS】エイシンラトゥナ、坂路でパワフル走

[ 2012年11月1日 06:00 ]

 新設重賞アルテミスS(3日、東京)の追い切りが31日行われ、エイシンラトゥナは坂路単走で4F53秒3~13秒4。牝馬としては立派な体(前走時484キロ)で力感十分。松元師も「あれでいいんじゃないですか。先々週、先週と続けて、かなり時計を出しているんで」と納得の表情。前2週はいずれも52秒台。輸送競馬の最終追いとしてはこれで万全との判断だ。

 8月新潟ダリア賞1着後はここに照準。9月末に帰厩させて乗り込んできた。「幅が出て大きくなった。体重は10キロくらいのプラスと思う」とトレーナー。

 「折り合いが付くし、短距離馬じゃない。掛かっていく馬じゃないからね。坂路でもしまいが切れるし、東京マイルにも十分に対応できると思う」

 まさに今回は真価が問われる一戦。今年の栄進軍団、牝馬の一番星と評される逸材が再び進撃する。

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2012年11月1日のニュース