両陛下が7年ぶりに天皇賞を観戦 東京競馬場

[ 2012年10月28日 17:28 ]

 天皇、皇后両陛下は28日、東京都府中市の東京競馬場で開催された秋の天皇賞を観戦された。両陛下が天皇賞を観戦するのは2005年10月以来、7年ぶり。

 JRAによると、1862年に横浜の外国人居留地で、日本初の洋式競馬が開催されてから150周年に当たり、記念行事の一環として行われた。

 両陛下は武豊騎手らの出迎えを受け、競馬場に到着。貴賓室で双眼鏡を手に疾走する馬の動きを追いながら、熱心に観戦していた。

 優勝したエイシンフラッシュは5番人気。イタリア人のデムーロ騎手はレース後、馬から下りて片膝を付き、両陛下に深々と頭を下げた。

 レースに先立ち、甲冑姿の騎馬武者による福島県の伝統行事「相馬野馬追」と、色鮮やかな装束をまとった農耕馬が練り歩く岩手県の伝統行事「チャグチャグ馬コ」を観覧した。

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2012年10月28日のニュース