【天皇賞・秋】ダービー馬の意地!!エイシンフラッシュV

[ 2012年10月28日 15:55 ]

秋の天皇賞で優勝したエイシンフラッシュ。左は2着のフェノーメノ

 近代競馬150周年記念第146回天皇賞・秋(G1、芝2000メートル・曇良1

8頭)は28日、東京競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の5番人気、エイシンフラッシュ(牡5=藤原英厩舎、父キングスベスト、母ムーンレディ)が直線内ラチ沿いから差し切り優勝した。勝ち時計は1分57秒3。

 レースはシルポートが1000メートル57秒3のハイペースで逃げ、2番手にカレンブラックヒル、3番手にダイワファルコン、4番手内にフェノーメノ、外にジャスタウェイがつける展開。勝利したエイシンフラッシュは中団内目を、ルーラーシップは後方3番手を追走する。

 4コーナーから徐々に後続がシルポートとの差を詰め直線を迎えると、カレンブラックヒル、フェノーメノ、ダークシャドウら有力馬が外に進路を取るのに対し、シルポートの内にできた1頭分のスペースにエイシンフラッシュが飛び込み、最後は外から迫るフェノーメノを半馬身抑え1着でゴールした。

 フェノーメノから1馬身1/4差の3着にはルーラーシップが入った。
 
 ▼M・デムーロ 天覧競馬という特別な日に勝てて本当にうれしい。馬を信じて乗った。スタートでうまく出てくれたし、馬群の内で我慢するのも予定通り。最後の直線も前が開いてくれた。勝つ時は運も向いてくれるんだね。
 
 ▼藤原英昭調教師の話 ダービーを勝ってから長かったね。休み明けを1度使ってピークの状態だったし、レースも完璧だった。天覧競馬で勝てて夢のようだ。ゴールの瞬間は感謝の気持ちでいっぱいになった。

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