ディープブリランテ引退 今春の日本ダービー馬「1年余りは本当に夢のよう」

[ 2012年10月26日 15:24 ]

 日本中央競馬会(JRA)は26日、今年5月の日本ダービーを制したディープブリランテ(3歳牡馬、矢作芳人厩舎)が右前脚の故障のため、引退すると発表した。

 同馬は菊花賞の最終追い切り後の18日、右前脚に熱を発症していることが判明し、出走を回避。精密検査で屈けん炎と診断された。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬になる予定。

 ▼矢作師 もう一度ファンの前にお見せできないのが非常に残念ですが、サラブレッドはアスリートと思っていますので、引き際が大事だと考えました。この馬と過ごした1年余りは本当に夢のようでしたし、僕にとってこの馬は宝物でした。海外制覇の夢は子供たちに託したいと思いますので、競馬場で応援していただければと思います。

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2012年10月26日のニュース