【凱旋門賞】オルフェーヴル無念2着 ゴール直前かわされた

[ 2012年10月7日 23:32 ]

フランス競馬の凱旋門賞で2着で敗れたオルフェーヴル(奥)

 競馬の最高峰、第91回凱旋門賞(G1、賞金総額400万ユーロ=約4億円、優勝賞金228万5600ユーロ=約2億2800万円、18頭立て)は7日、フランス・ロンシャン競馬場芝2400メートルで行われ、スミヨン騎乗の昨年の三冠馬オルフェーヴル(牡4=池江)は2着に終わった。

 最後の直線で先頭に立ったオルフェーヴルだが、ゴール直前でペリエ騎乗のソレミア(牝4=仏)にかわされた。

 日本馬は1969年のスピードシンボリを最初に、凱旋門賞に昨年まで12頭が挑戦。99年のエルコンドルパサーと2010年のナカヤマフェスタの2着が最高だったが、オルフェーヴルによる日本競馬界の悲願達成はならなかった。

 レースは、互角のスタートを切ったオルフェーヴルが後方2番手の位置取りで進み、道中やや行きたがるそぶりを見せながらも、スミヨンが抑えて外めを回る展開で最後の直線へ。満を持して残り300メートルで先頭に立ち、いよいよ悲願達成かと思われたが、直後につけていたソレミアの末脚にゴール直前で屈した。

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2012年10月7日のニュース