【東京盃】ラブミーチャン抜け出し快勝、完全復活

[ 2012年10月4日 06:00 ]

約2年10カ月ぶりにダートグレード競走を制したラブミーチャン(左)

 G2「第46回東京盃」が3日、大井で行われ、笠松ラブミーチャンが好位追走から直線で抜け出し快勝。完全復活をアピールした。09年12月にG1全日本2歳優駿などを制し、史上初めて2歳で年度代表馬に輝いたスピードスター。3歳以降、地方重賞は7勝したがダートグレードでは約2年10カ月ぶりの美酒だ。「うれしい。4角での手応えがいつになく良かった」と鞍上・浜口。小林祥晃オーナーが「僕にとっては天使のような子。できるだけ長く走ってほしい」と言えば、柳江師も「進化したスタイルを見せてくれて自信がついた」と笑顔があふれた。通算重賞は11勝目。次はJBCスプリント(11月5日、川崎)で2度目のG1制覇を狙う。

 ◆ラブミーチャン 父サウスヴィグラス 母ダッシングハニー(母の父アサティス)牝5歳 笠松・柳江仁厩舎所属 馬主・小林祥晃氏 生産者・北海道新ひだか町のグランド牧場 戦績26戦13勝(南関東7戦4勝)総獲得賞金1億8340万円。

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2012年10月4日のニュース